MAC
のハードディスク(HDD)及びデータ復旧に関する基本的知識
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現在のMacに使用されているハードディスク(HDD)はS-
ATAで、Windowsやlinux、外付け(firewire、USB,Thunderbolt接
続)、NAS等 と使用しているHDD(メーカー、型番等)そのものは変わりません。
※古いMacはSCSI(スカジー)規格のハードディスクです。
HDDベンダーからMac専用のスペックで供給されている場合があ
り、ファームウェア障害等の 高度なデータ復旧を行わなければならない場合 問題となることがありま
す。
※市販(バルク)のHDDと入れ替えて再インストールするといった程度のことは問題なく行えます。
※Apple社は同じメーカー、型番のハードディスクでも(HDDベンダーの)出荷検査で選別したグ
レードの高い物を使用しているようです。
※一般にバルクで流通しているハードディスクは最もグレードの低いものが多いようです。
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MACでハードディスク障害が
発生した場合 注意すること または 問題点(データ復旧のための)
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データ復旧にMac用ユーティリティソフトは使わない
(多くの場合 状態を悪化させます)
※MacOSのデスクユーティリティーも使用しないこと
※障害を起こしたMacそのもので 復旧方法を検索したり、ソ
フトをダウンロードしないこと(電源を切ってください)
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NORTON
Utilities ノートンユーティリティーズfor Mac |
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さすがにもう殆ど使われていないとは思いますが ノートン
ユーティリティーズfor Macは決して使用しないでください。
HDDのデータ復旧に関してはまったく役に立たないどころかデータを破壊してしまう恐れがあります。
現在発売されておらず最新の8.0.2 for
Macintoshですら2003年発売ですから最新のOSX(OS10.3.7?)以降はサポートすらされていないようです。
もともと設計の古いソフトで、直接HDD上のファイルを変更するよ
うなところもあり、普通に動いていたMacが”ノートンを掛けたら起動しなくなった”という事例もあり
ます。
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TechTool
Pro テックツールプロ |
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こちらもハードディスク(HDD)トラブルが発生したときはご注意
下さい。
システム修復を行うタイプのソフトですので、うまくいけばファイル
(データ)を修復して読めるようにしてくれますが、物理障害(プラッタースクラッチ等)を伴った場合
や、障害が重い場合、全く役に立たないか さらに悪化させます。
私共にもTechTool
Proを使って障害が酷くなったMacが持ち込まれることがあります。
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これらのアプリケーションを否定するわけではありません。
しかし 正常なHDD(物理的に)を前提に作られているMacをケア(メンテナンス)する様なタイプのアプリケーション・ユーティリティソフトはMacHDD
障害発生時にはお使いにならない方が賢明です。
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デュアルブート
(Dual boot)について |
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大事な(仕事用)Macではデュアルブートは避けた方が無難です。
Intel
Mac(Intel社のcore2duo以降の CPUを採用したMac)では、Boot
Camp等を使って簡単にMacOSとWindowsがデュアルブート出来るようになりました。
ところがまれにファイルシステムが干渉して傷害を起こすことが在り、データ復旧に持ち込まれるケースが
あります。
特にBoot Campは
usersフォルダーの下の長いパスの下にWindowsをインストールします。船体のパスが長くなり データ復旧時に問題となることがあります。
デュアルブート化するのは個人用か重要でないMacだけにとどめて
おきましょう。
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<余談>
社内でMacBookのHDDを載せ替え作業を行った時のことです。今まで
WindowsXPをインストールしていたHDD(もちろんWindowsPCで使
用)をそのままMacに載せ換えフォーマットするつもりで電源を入れたところ なんと
あっさりWindowsが起動してしまいました。もちろんドライバー類が異なるため
しばらく”新しいハードウェアが見つかりました”を繰り返しましたが、結局そのまま
Windowsマシンとして正常に起動しました。
さすがにこれにはちょっと驚きましたが、機種によっ
てはハード的にはこれほど互換性があるのですね。
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ご自分で復旧
を試みる方へ(Mac用データ復旧ソフト) あくまで自己責任
でお願いします。
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Data Rescue V
iGeek.Inc |
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Macのハードディスク自体には手を加えず(システムを修復しよう
とせず)データ抽出するタイプのデータ復旧ソフトです。
マウントしない、認識しない等の傷害レベルですと実績もかなりある
ようで、実際にこれを使って復旧できたとの声も聞いています。
ただ、ハードディスク自体が物理的傷害を伴う(または認識しない)
場合は復旧出来ませんし、HDDに手を加えないと行っても、通電による負荷は
必ずありますから、ハードディスクの症状次第ではより悪化させる可能性はあります。
落ち着いて、注意をよく読み 自己責任でお試し
ください。
※復旧ソフトメーカーによる使用上の注意(MACデータ
復旧の際の重要ポイントが説明されています。)
大事なデータが有る場合、自分では作業しない事を強くおすすめし
ます。
私共にお任せください。
おくやま電脳工房データ復旧問い合わせフォーム
Macデータ復旧を
詳細に知りたい方は (電話)053-542-1919
杉山までお気軽に
おくやま電脳工房データ復旧のページ
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データ復旧に
関して
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Macで使用しているハードディスク(hdd)はWindowsと
同じもの、コツ コツ、カコン カコン等異音も発すれば、突然認識(マウント)しなくなったり、回転し
なくなったりもします。
異音発生時のHDD内部の動画(クリックしてください)
データ復旧する場合の作業、ノウハウはMacも同じです。(OSレ
ベルの軽い物を除く)
意外に思われるかもしれませんがApple社のサポートにもMac
のHDDデータ復旧の知識、技術はありません。
MacからHDDを”認識しない”、”マウントしない”等の症状は
比較的的軽く復旧出来る可能性があります。
正確な症状の確認が出来ない状態で 無理をして 症状を悪化させた
り、データを破壊する前に 私共にお問い合せ下さい。
お問い合わせ、アドバイス、初期診断は無料です。
内蔵ハードディスク以外(外付け
HDD)やUSBメモリー、MO等のメデイアの傷害も復旧できます。
電話
053-542-1919
杉山まで
復旧申込み・問い合わせフォーム
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Macユーザーの方へ ワンポイ
ントアドバイス
◆Mac
で認識・マウントしなくなってもWindowsからは読めるこ
とが多い
マックユーザーは他にWindowsPCを持っていない人が多いようです。また意味
なくWindowsを嫌う人もいます。
そんな方に「Macで突然マウントできなくなった」HDDがそのままWindows
で開いてみることが出来ることは珍しくありません。
もっともWindowsそのものはhfs+が読めませんから Windowsから
hfs+を読み出せるParagon?等のソフトが必要となります。
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Macの修理でお困りの方 お気軽にご相談下さい。
Macintosh
のHDD増量
さまざまな理由でOS9をお使いの方、MacのHDD容量不足でお困りの方、現
在の環境 データはそのままにハードディスクの容量を増加させることが出来ます。
●専用機器(ハー
ドウェア)によりクローニングを行い、その後領域の拡張行います。
●機種により対応
できるハードディスクの最大容量が異なります。
お気軽にお問い合わせください。データ復旧の押し売りはいたしません。
電話 053-542-1919
杉山まで
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